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2024.07.23

保育園はいつからOK?登園の目安と確認ポイント

保育園はいつからOK?登園の目安と確認ポイント

子どもが体調を崩してお休みした後、保育園に「いつから登園させて大丈夫?」と迷うことはありませんか?

元気そうに見えても、「もう登園しても大丈夫なのかな?「ほかの子にうつらない?」と判断が難しいこともありますよね。

今回は、登園の目安や確認すべきポイントについて、わかりやすくご紹介します。

登園OKの基本の目安

病気の種類や症状によって異なりますが、登園の判断には共通の目安があります。

【発熱の場合】
●解熱後24時間以上経過し、元気があること
※解熱剤で一時的に熱が下がっただけでは登園できません。

【咳・鼻水が続く場合】
●咳き込みが強くない
●鼻水の量が落ち着き、日常生活に支障がない
●食事・睡眠がとれている

【嘔吐・下痢があった場合】
●嘔吐や下痢が治まり、普段通りの食事がとれていること
●水分がしっかりとれて、おしっこが出ていること
●機嫌がよく、元気が戻ってきていること

医師の判断が必要な場合も

次のような病気の場合は、登園許可書や治癒証明書が必要になることがあります。
●インフルエンザ
●新型コロナウイルス感染症
●溶連菌感染症
●手足口病
●RSウイルス感染症
●咽頭結膜熱(プール熱)
●感染性胃腸炎(ノロ・ロタなど)

園によって必要な書類や登園ルールが異なるため、かかりつけ医と保育園の両方に確認しておきましょう。

登園前に確認したいこと

登園する前に、以下のポイントをチェックしてみましょう。

●朝の体温が平熱である
●食欲が戻ってきている
●活動に参加ができそうな元気がある
●機嫌よく過ごせている
●咳や鼻水の症状が落ち着いている
●園の指定する登園基準を満たしている

どれかに迷う場合は、保育園や医療機関に相談するのが安心です。

無理せず”子どものペース”を大切に

見た目には元気そうでも、病み上がりの体はまだ本調子ではないこともあります。
無理に登園させるとぶり返したり、別の病気をもらいやすくなったりすることもあります。

体調が完全に回復するまで、子どものペースを大切にしてあげてくださいね。

まとめ

登園の判断は病状や園のルール、そして何より子どもの様子をよく見ることが大切です。

「もう大丈夫かな?」と迷ったら、医師や保育園に相談するのが安心です。
焦らずゆっくり回復を待つことも、子どもの健康を守る大切な選択です。

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