大阪府高槻市
東京都江東区
埼玉県所沢市
2025.05.23
子どもの咳がなかなか止まらないと、「風邪かな?」「病院行くべき?」と不安になりますよね。
特に夜になると咳が強くなったり、眠れなかったりすることもあり、親の心配は尽きません。
咳は、ウイルスや異物から体を守るための大切な反応ですが、続くようであれば注意が必要です。
今回は子どもの咳の原因や家庭でのケア、受診の目安についてまとめました。
咳の原因の多くは「風邪」によるウイルス感染ですが、他にもさまざまな病気が考えられます。
【主な原因】
●風邪(ウイルス性)
のどや鼻の症状による咳。数日から1週間ほどで落ち着くことが多い。
●気管支炎・肺炎
咳が長引く、熱が続く、呼吸が苦しそうなときは注意。
●喘息(ぜんそく)
夜間や明け方に咳き込む、「ヒューヒュー・ぜーぜー」という音がする場合は要注意。
●百日咳
「コンコンコン…」と続けて咳き込み、最後に息を吸い込むような特徴的な咳。予防接種未完了の乳児は注意。
●アレルギー性の咳
ダニ・ほこり・花粉などが原因のことも。熱はなく長引くことが多い。
咳だけでなく、以下のような症状が見られたら、早めに小児科を受診しましょう。
●咳が1週間以上続いている
●夜間に咳き込んで眠れない
●呼吸が苦しそう(肩で息をしている、胸がへこむ)
●「ゼーゼー・ヒューヒュー」と音がする
●顔色が悪い、ぐったりしている
●発熱、食欲低下
咳をやわらげるためには、次のようなケアが効果的です。
●室内の湿度を保つ
乾燥は咳を悪化させます。加湿器を使ったり、濡れタオルを干したりするのも◎。
●水分補給をこまめに
のどを潤すことで咳が和らぎます。ぬるめの白湯や麦茶がおすすめです。
●頭を高くして寝かせる
咳が出やすい夜は、上半身を少し起こすように寝かせると楽になることがあります。
●刺激の少ない環境を整える
たばこの煙やほこり、香りの強い柔軟剤などは、咳を悪化させる原因になります。
長引く咳の背景には、アレルギーや喘息、感染症などが隠れている場合もあります。
市販薬では対応が難しいこともあるため、自己判断せずに小児科での相談をおすすめします。
咳は体を守るための反応ですが、子どもにとってはとてもつらいものです。
「ただの風邪かな?」と思っていても、症状が長引くときやいつもと違う様子があるときは、早めに医師に相談しましょう。
安心して過ごせるように、日々の観察とケアが何よりのサポートになります。
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