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2026.04.10
仕事中に保育園から「お子さんが発熱しました」と連絡が入ると、驚きや不安で、何から確認すればよいのか分からなくなることがあります。しかし、体温だけを聞いて急いで電話を切るのではなく、園での様子や受診の必要性、お迎え後の対応まで順番に確認することが大切です。
いざというときに落ち着いて行動できるよう、保育園から発熱の連絡を受けた際に確認しておきたいポイントをご紹介します。
最初に確認するのは、現在の体温と、いつ、どのような方法で測定したのかという点です。登園時は平熱だったのか、何時ごろから熱が上がったのか、時間を置いて再測定しても同じ程度なのかを聞きましょう。
ただし、子どもの体調は体温の数字だけでは判断できません。遊べているか、呼びかけに反応するか、ぐったりしていないか、顔色は悪くないか、呼吸が速く苦しそうではないかなど、普段との違いを具体的に確認することが重要です。
咳、鼻水、嘔吐、下痢、発疹、腹痛、頭痛、けいれんなど、発熱以外の症状があるかも確認しましょう。また、園内で感染症が流行している場合は、同じような症状が出ている園児がいないか聞いておくと、受診時の参考になります。
さらに、水分が取れているか、食事やおやつをどの程度食べたか、最後に排尿したのはいつかも確認します。ぐったりしている、呼吸が苦しそう、顔色が悪い、意識がはっきりしないといった様子は、緊急性を判断するうえで重要なサインです。
子どもの状態を聞いたら、何時ごろ迎えに行けるかを園へ伝えます。保護者本人がすぐに動けない場合に備えて、配偶者や祖父母、登録済みの代理人など、代わりに迎えに行ける人を事前に決めておくと安心です。
代理人のお迎えには、事前登録や身分証明書の提示が必要な園もあります。誰がお迎えに行くのかを園へ伝え、必要な手続きも確認しましょう。
受診を勧められた場合は、園での体温の変化、症状が始まった時間、食事や水分、排尿の状況、園内で流行している感染症などを聞き、医師へ伝えられるようにメモします。熱性けいれんやアレルギー、基礎疾患などがある子どもについては、園でどのような対応をしたのかも確認してください。
かかりつけの小児科へは、受診前に電話やWebサイトで診療時間、予約方法、発熱時の受付方法を確認します。医療機関によっては、通常とは異なる入口や待機場所を案内される場合があります。
受診の際は、マイナ保険証または健康保険証、医療証、お薬手帳、母子健康手帳、着替え、飲み物、タオル、ビニール袋などを準備しましょう。
呼吸が明らかに苦しそう、意識がもうろうとしている、顔色が著しく悪いなど、緊急性が高い場合は、お迎えの相談だけでなく、救急要請が必要かを園と確認します。夜間や休日に受診すべきか迷った場合は、小児科医師や看護師へ相談できる「#8000」も利用できます。相談できる時間帯は地域によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
保育園から発熱の連絡を受けたときは、「何度ありますか」と体温だけを確認するのではなく、発熱した時間、元気や反応、呼吸、顔色、水分、排尿、発熱以外の症状まで聞くことが大切です。
そのうえで、お迎えに行ける時間と迎えに行く人を園へ伝え、必要に応じて医療機関の予約や受診の準備を進めます。
帰宅後は、子どもを静かな環境で休ませ、食事を無理に取らせることは避け、少量ずつこまめに水分を与えながら様子を見ましょう。体温や症状の変化、飲食量、排尿の有無を記録しておくと、医療機関を受診する際にも役立ちます。
解熱後すぐに普段どおりの生活へ戻すのではなく、園の登園基準や医師の指示を確認し、食欲や元気、睡眠などの全身状態が回復しているかを見極めることも必要です。厚生労働省の保育所向けガイドラインでは、発熱後は解熱していても24時間は自宅で様子を見ることが示されています。
急な連絡に慌てないためには、かかりつけ医、緊急連絡先、代理のお迎え担当者、病児・病後児保育や病児対応ベビーシッターの利用方法を、子どもが元気なときに整理しておくことが重要です。日頃から準備しておくことが、子どもの安心と保護者の冷静な対応につながります。
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