神奈川県鎌倉市
神奈川県横浜市南区
宮城県名取市
2025.06.23
子どもが初めて熱を出したとき、慌ててしまう親は少なくありません。
「このまま様子を見てもいいの?」「病院に連れていくべき?」と、不安になってしまうこともあると思います。
特に乳幼児は急な高熱が出ることもあり、原因もさまざまです。
今回は、子どもが発熱したときに家庭でできるケアと、受診の目安についてわかりやすくまとめました。
体温が平熱よりも高い状態を「発熱」といいます。
子どもの平熱は一般的に、36.5℃~37.5℃くらいです。
38℃を超えると「発熱」と考えられますが、「熱の高さ=病気の重さ」とは限りません。
熱は、体でウイルスや細菌と戦っているサインでもあるため、すぐに熱を下げる必要がない場合もあります。
発熱したとき、まずは子どもの様子をよく観察しましょう。熱以外の症状や元気の有無が判断のポイントです。
①水分補給をしっかりと
熱があると体内の水分が失われやすくなります。
こまめに水分をとらせましょう。母乳やミルク、白湯、イオン飲料なども◎。
②無理に食べさせなくてもOK
食欲がないときは、無理に食べさせず、消化の良いものを少しずつすすめていきます。
水分さえとれていれば、しばらく食べなくても心配ありません。
③着させすぎ・冷やしすぎに注意
熱があっても、汗をかいて寒がる場合は薄手のタオルで汗を拭き、着替えをさせます。
冷えすぎないように、体温に合わせて調節をしましょう。
④室内を快適な温度に保つ
室温は20~25℃程度、湿度は40~60%を目安に。換気もしながら、過ごしやすい環境を保ちましょう。
次のような症状が見られる場合は、早めに小児科を受診しましょう。
●生後3ヶ月未満で38℃以上の熱がある
●高熱(39℃以上)が続いている
●ぐったりしている、呼びかけに反応しにくい
●嘔吐や下痢がひどい、水分がとれない
●呼吸が速い、苦しそう
●発疹が出てきた
●けいれんを起こした
※少しでも不安を感じたら、医療機関に相談をしましょう。
発熱は子どもにとってよくある体調変化の一つです。
落ち着いて様子を観察し、必要に応じて受診を判断することが大切です。
普段から体温計や水分補給の準備、医療機関の連絡先などを、確認しておくと安心です。
子どもの体調の変化には敏感になりがちですが、熱が出たからといってすぐに焦る必要はありません。
まずは「どんな様子か」を見て、必要なケアと受診の判断をしていきましょう。
2024.12.23
2024.02.11
2024.05.23
2024.10.23
2024.02.20
2024.08.23
2024.04.23
2025.04.23
2024.03.23
2024.01.23
2024.07.28
2024.11.23
2024.02.23
2025.02.23
2025.07.23
2024.07.11
2024.07.23
2025.01.23
2024.09.23
2025.03.23