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2025.12.10

年末年始の救急受診…どうする?迷ったときの判断基準

年末年始の救急受診…どうする?迷ったときの判断基準

年末年始が病院が休診になることが多く、子どもの急な体調不良やケガに戸惑う方も多いでしょう。
普段と違う状況で、救急受診をすべきかどうか迷った経験はありませんか?
今回は、判断に役立つポイントと適切な対応の仕方をわかりやすく説明します。

救急受診が必要なサインとは?

以下のような症状がある場合は、迷わず救急外来や救急相談センターに連絡・受診をしましょう。

●呼吸が苦しそう、ゼイゼイ・ヒューヒューしている
●ぐったりして反応が鈍い
●高熱が続き、解熱剤を使っても下がらない
●意識がもうろうしている、意識がない
●けいれんを起こしている
●激しい嘔吐や下痢が続き、水分がとれない
●出血が止まらない、深いケガをした
●突然の激しい腹痛や頭痛がある

迷ったときはどうする?

急を要するか判断が難しい場合は、以下の方法で相談しましょう。

地域の救急相談センター(#7119)に電話をかける
専門のスタッフが症状に応じたアドバイスをくれます。

かかりつけ医の年末年始対応を確認しておく
年末年始も診察可能な医療機関を事前に調べておくと安心です。

自宅で様子を見るときの注意点

救急受診をせず自宅で様子を見る場合は、以下のポイントを守りましょう。

水分補給をこまめに行う
特に高熱や下痢・嘔吐があるときは脱水に注意しましょう。

安静にして休ませる
無理をさせず、ゆっくる休める環境を整えましょう。

症状の変化を細かく観察する
悪化したり、新しい症状が出たりするときは、すぐに受診をしましょう。

年末年始の救急受診をスムーズにするために

●救急外来の場所と連絡先を事前に確認
●健康保険証や子どもの医療手帳を準備しておく

●日頃から子どもの持病やアレルギー、服薬情報を整理しておく

まとめ

年末年始の急な体調不良は誰にとっても不安なものです。
しかし、症状のサインを知り、迷ったときは相談窓口を活用することが大切です。
日頃から準備と情報収集をしておくことで、いざというときも慌てず対応できます。

子どもの健康を守るために、冷静な判断を心がけましょう。

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