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2025.08.20

熱中症を防ごう!子どものための暑さ対策ガイド

熱中症を防ごう!子どものための暑さ対策ガイド

夏の強い日差しと蒸し暑さの中、子どもたちは元気に過ごしていますが、実は小さな体は暑さにとても敏感です。
体温調節機能が未熟な子どもは、大人よりも熱中症になりやすく、症状が急に進むこともあります。

大人がしっかりと予防策をとり、子どもの様子に目を配ることが、暑い季節を元気に乗り切るための第一歩です。
家庭でできる対策や、気づきにくい初期症状を知って、毎日を安全に過ごしましょう。

なぜ子どもは熱中症になりやすいの?

体温調節が未発達
汗をかく量や体の熱を外に逃がす力が大人より弱い

地面に近い分、気温が高い
地面からの照り返しで体感温度が上がる

自分で「暑い・苦しい」と言いにくい
我慢してしまい、大人が気づきにくいことも

家庭でできる暑さ対策

◎こまめな水分補給を習慣に
のどが渇く前に少しずつ。水や麦茶、経口補水液などを取り入れて脱水を防ぎましょう。

◎室内の温度と湿度をチェック
エアコンや扇風機を使って、室温は**25〜28℃**を目安に。湿度が高いと汗が蒸発せず、体温が下がりにくくなります。

外出は涼しい時間帯に
朝や夕方など比較的涼しい時間を選び、直射日光を避けて行動しましょう。

通気性の良い服装を選ぶ
吸湿性・速乾性のある素材や、薄手の綿素材がおすすめです。帽子も忘れずに。

車内やベビーカーでの熱こもりに注意
短時間でも、密閉された空間は急激に温度が上がります。車内放置は絶対に避けましょう。

熱中症のサインを見逃さない

以下のような症状が見られた場合は、すぐに涼しい場所へ移動し、水分と休息をとらせましょう。

●顔が赤く、体が熱い
●ぼーっとしている、反応が鈍い
●汗が急に止まる
●頭痛、吐き気、ぐったりしている

改善しない、または意識がはっきりしない場合は、すぐに医療機関を受診してください。

まとめ

熱中症は、子どもがかかりやすい身近な健康リスクですが、日ごろの予防と小さな気づきでしっかり防ぐことができます。水分補給、服装、室温管理など、家庭でできる対策を習慣にすることで、暑い季節も安全に乗り越えられます。

子どもの体調の変化に気づいたときは、無理をさせずにしっかり休ませることが大切です。

毎日の「ちょっとした気配り」が、子どもたちの元気と笑顔を守ることにつながります。

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